一 日光から長野へ  山国紀行

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シュタイニッツァーは一九一〇年夏に来日するも雨で一夏を台無しにしてしまい、再度、一九一一年[明治四十四年]春に日本上陸した。

湯元 ーこの湯元の訪問を日光参拝者には心から勧めたいーW.S.[P13]

滝ヶ原岳(日光滞在中に登山)滝ヶ原峠か鳴虫山か?

足尾鉱山(日光滞在中に訪問)

6月、日光より次の目的地伊香保に徒歩で向かう。

金精峠(日光の山々が一望)

大尻沼

120号線を移動したようだが、日光白根山や菅沼などには言及されていない。

東小川(正午到着、昼食)

片品川渓谷

追貝村(宿泊) ーこの村ほどわびしい村に、お目にかっかたことがないーW.S.[P15]

赤城山(左手の、南の方向に)

〝都会〟沼田(十時に到着)

馬車鉄道で二時間

渋川

近代的な鉄道で移動。

〝大都会〟前橋

「世界のいかなる年にも決して恥じる必要のない鉄道 -W.S.-」で前橋より伊香保へ

伊香保(夜半過ぎ到着)

榛名神社
伊香保の宝は何といっても、山の岩峡にひっそりとたたずむ榛名神社であろう。W.S.[p18]
自然に対する理解力が、至高の芸術感覚に裏打ちされている。古き日本の精神がー下界の大都市雑踏では永遠に失われてしまったと思われている日出づる国の精神がー我々に語りかけてくる。

妙義神社
山腹の大段丘上にたたずむ姿は、まことに崇高壮麗である。

榛名湖 七月一七日、伊香保を出立。

大戸(十一時到着)

吾妻川渓谷

川原湯(宿泊)

浅間山

大津(北の方向に道をとる)

草津(正午頃到着、宿泊)

深夜から翌日東京に壊滅的大被害をもたらした超大型台風

白根山(草津2日めに登山)

山田峠

渋峠

渋温泉(夕方の四時到着、宿泊)
宿主人より「名物の上等なカリンのマーマレード」をもらう。

渋温泉から県庁所在地 長野へ(渋温泉から馬車で二時間)
googlemapでは約31kmで54分。
汽車に乗り換え軽井沢へ。

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